このたびは、染織クリエイター歌川智子のホームページをご覧いただきありがとうございます。
このページでは、歌川智子の作家活動としての20年を振り返り、紹介していくページになっております。
このページでうたちゃんのことを初めて知った人も、すでに何度もお会いしている方も
こちらのページをご覧になって、新たな発見をしてもらえると嬉しいです。
「麻ひも×手織り」を考案、気軽に手織りが出来るよう、創作&普及活動に勤しんでいます。
これからも輪織り&おりりんの魅力を発信しつつ、染織クリエイターとして、手織り輪織り染色糸紡ぎなどを駆使した、独創的な作品作りを目指してます。「はじめての輪織り麻ひもバッグ」著者であり日本輪織り協会代表。
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きっかけはちょっとした「偶然」から
それは、ある夏の日のことでした。 夏物のバッグを買いに行ったんだけど 欲しいものが無く帰宅。
ふと、自宅にあった ダンボールと麻ひもで手織りバッグを作ることをひらめいて…実際に作ってみたのがこのバッグ。
手仕事が大好きだった母の隣で、針箱をおもちゃにしていた子供時代。 自由に表現することを学んだ美大生時代。 子供たちと一緒に工夫しながら遊んだ子育て時代。
たくさんの巡り会いの中で、おりりんと麻ひもバッグは生まれました。 ひらめきを形にするのが好き。 このバッグから「染織クリエイター歌川智子」は始まりました。 そう、私は「ハンドメイド作家」というよりも「クリエイター」という言葉がしっくりくる。 それは…美大出身でもあり、子どもに工作を教えてきたからなのです。
「麻ひもを手織りする」を極めてきた10年あまり
立川駅南口に駅ビル(グランデュオ)が出来たのが1999年。
その翌年、2000年に「ハンドメイドマーケット」が開催されます。
知り合いの誘いで、麻ひもバッグを作りアートフリマに出たところ、
グランデュオのバイヤーさんから「出店してみない?」とお声がかかったのが
ハンドメイド作家としての催事出店のきっかけでした。
まさかまさかの!立川駅ビルでの催事会場がうたちゃんの「ハンドメイド作家としての催事デビュー」。
(みなさん、立川駅って知ってます?東京の23区を除けば最大規模を誇るターミナル駅ですよ!)
今のハンドメイド起業ブームからすれば考えられないですよね!笑
まだ、今ほどブームではなかったこともあり、時代の先駆けというか、ノウハウが少ない中の試行錯誤というか…
とにかくお声がかかるたびに、毎回必死に取り組んできました。
グランデュオの催事も何度か出店させてもらいました。
すると、店番しながらダンボール織り機で制作してると、作り方を知ろうとする人が増えてきまして…。
自分の制作過程に興味を持ってもらえるのはうれしいのですが…。
自分で考案したものなら、アイデアを守らなきゃと!と勧められたこともあり
「簡易両面織り機」として2002年実用新案を取得しました。
これで名実ともに、独自に考案した織り機になり大手を振って講習会が開けるようになりました。
こちらの写真は、2012年に自宅リビングにて展示販売を行った時の写真です。
この頃は、近隣を歩き回ってポスティングしてチラシを配布していました。懐かしい!
2010年ごろ、楽習フォーラムとの出会いがありました。
それがきっかけで、ハンドメイド作家としてだけでなくハンドメイド講師としての活動も活発になりました。
楽習フォーラムの教材として、樹脂素材のおりりんを開発し、2012年には実用新案の追加登録も行いました。
このタイミングで織り機に「おりりん」という名前を付けて商標登録も完了!!
「パフェプロジェクト」との出会い
2010年ごろ、手芸業界ではすごく有名な「チーム3738」にお声がけいただきまして、
手織り担当として加入して活動していました。
こちらではワークショップの講師をしたり、
クロバー社の織り機「咲きおり」で試作品をつくったりという日々が続いていたんです。
(注:咲きおりは、卓上で気軽に織りを楽しめる織り機です)
その流れで、2012年夏、クロバー社(注:手芸製品を扱っている会社)が支援している
「パフェプロジェクト東京」の一員として仲間入りすることが出来ました。
パフェプロジェクトの一員として、ワークショップを担当するという経験を通して
自分で制作したストールや手作りの洋服などを販売することにしました。
現在、縫製はプロの方にお願いをしております。
思い切ってプロにお願いすることによって、作品のクオリティが上がりました。
「Wire Works & Natural Works」と「Atelier de Olive」の2ブランド展開
2021年現在、「おりりん」を使って麻ひもを手織りする「輪織り」関係の作品を「Wire Works & Natural Works」、咲きおりを使って手織りをしたストールや洋服などを「Atelier de Olive」というブランドで展開しております。
活動初期は「Wire Works & Natural Works」(ワイヤーワークス&ナチュラルワークス)のみ
私がこの仕事始めた時は、輪織りバック作家「ワイヤーワークス&ナチュラルワークス」って屋号のみで活動してまして、現在も輪織りバックにはこちらのブランドタグが付いております。
綿や麻、ウール素材の手織り作品は「Atelier de Olive」(アトリエ de オリーブ)ブランドへ
2010年代前半は、咲きおりは講師活動だけやっておりました。
2017年に手織り作品を個展で発表するようになり、「アトリエ de オリーブ」として別ブランドを立ち上げ、展開することにしました。
お客様にとってはあまり意識しなくてもいい部分ですが、商品のタグが違うので、もし、ご購入いただいた作品がお手元にある場合は、ロゴをチェックしてみてくださいね!
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