【開催レポート】歌川智子個展2026「蒼影」

2026年5月22日(金)〜24日(日)の3日間、
東京・自由が丘の古民家サロン「すみれ草」にて、
歌川智子個展2026「蒼影 sewing by roco」を開催しました。

会場となった「すみれ草」は、築90年の趣ある古民家カフェ。
歌川智子としては、2023年夏に手織り作品展を開催して以来の会場であり、
個展としては初めての開催となりました。

今回のテーマは「蒼影」。

古民家の落ち着いた空間から感じた、静かで深みのある蒼色の影。
そのイメージからインスピレーションを受け、例年の個展とは少し違う、シックで落ち着いた色合いの作品を中心に展示しました。

古民家の雰囲気に寄り添う展示空間

今回の個展では、テーマ「蒼影」をイメージしたメインコーナーを中心に、手織り服、バッグ、小物などを展示しました。

古民家の持つノスタルジックで穏やかな雰囲気と、手織り作品のぬくもりが重なり、ゆったりと作品を見ていただける空間になりました。

今回は洋服も揃えましたが、特にバッグや小物が充実した展示となりました。
手にした方が、どんな場面で使ってくださるのか。
そんなシーンを思い浮かべながら制作した作品たちです。

また、ピンクの手織り服やデコTシャツなど、華やかさのあるアイテムも並び、ご来場の皆さまに実際に試着しながら楽しんでいただきました。

新作「コンパクトリュック」も登場

今回の個展で特に注目を集めたのが、新作の「コンパクトリュック」です。

3歳の孫と一緒に出かける機会が増え、両手が空くバッグが欲しい。
でも、背中が重くなるような大きなリュックではなく、軽やかに持てる小ぶりなリュックが欲しい。

そんな思いから、ある朝ふと頭に浮かんだ形をもとに、
私物のリュックをリメイクするところから制作が始まりました。

何度も作っては手直しを繰り返し、失敗から改善点を見つけながら形にしていった新作です。

2WAY仕様にしたこと。
手提げとショルダー部分に合皮を取り入れたこと。
使いやすさだけでなく、持ったときのおしゃれ感も大切にしました。

まさに、閃きを形にした一点です。

roco さん縫製の美しい手織り服も大好評

縫製は、毎回お願いしている roco さんが担当してくださいました。

roco さんの縫製は、王道で丁寧。
仕上がりの美しさに定評があります。

歌川の自由な発想と、roco さんの確かな縫製技術。
それぞれの持ち味が重なり、手織り服に新しい魅力が加わりました。

おりりん体験ワークショップも開催

会期中は、手軽に裂き織りを体験できるワークショップ
「おりりんで裂織りポーチをつくろう!」も開催しました。

初めて輪織りに挑戦される方、以前から興味を持ってくださっていた方、通りがかりにポスターを見て参加してくださった方など、さまざまな方にご参加いただきました。

短い時間の中でも、それぞれの個性が表れる素敵なポーチが完成。
手を動かしながら、裂き織りの楽しさを感じていただける時間となりました。

3日間、たくさんのご来場ありがとうございました

今回の個展は会期が3日間。20年以上続けている歌川の個展の中でもかなり短めの会期でした。
そのため、短期間でどれだけの方にご来訪いただけるか、初日までとても不安でした。

その不安を吹き飛ばすかのように、初日は雨天にも関わらず開店と同時に多くのお客様がご来場くださり、安堵いたしました。
手織りバッグやデコTシャツ、ポーチなどをお迎えいただき、久しぶりの再会や新しいご縁もたくさん生まれました。

2日目は、少しゆったりとしたペース。
その分、お一人お一人とじっくりお話しすることができ、作品を通して再びご縁がつながる嬉しい時間となりました。

最終日は晴れ間も見え、午後から多くのお客様がご来場。
新作リュックをメモリアル旅行で使いたいと選んでくださった方、
思い出のバッグをもう一度持ちたいとオーダーをご相談くださった方など、
心に残るエピソードもたくさんありました。

3日間という短い会期でしたが、毎日たくさんの方に足を運んでいただきました。

ご来場くださった皆さま、作品をお迎えくださった皆さま、ワークショップにご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

そして、素敵な空間を提供してくださった古民家サロン「すみれ草」オーナーのあゆみさんにも、心より感謝申し上げます。

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