【開催レポート】歌川智子25周年記念個展「quarter」(2023年3月24日～29日)

「2023年3月に、25周年記念個展をカフェスローにて開催する」
そう決めたのは2年前、2021年春のことでした。

コロナ禍で、様々な業種で存続をかけてクラウドファンディングにチャレンジするのをよく見かけました。
私も2021年春には、存続をかけてクラウドファンディングにチャレンジしておりました(➡関連記事はこちら)

時を同じくして、2021年春に、(後に個展会場となる)国分寺にある老舗カフェ「カフェスロー」も、存続をかけてクラウドファンディングに挑戦中。私は、1週間ギャラリーを使用する権利をこのタイミングで購入したのです。

というわけで…構想を始めてから2年、無事開催出来たことに心から安堵の気持ちでいっぱいです。
ご来場いただいたみなさま、気にかけてくださったみなさま、本当にありがとうございました。

作家生活25年は一つの節目

今回のテーマの一つに「初期作品の復刻版」というのがありました。
当時をオマージュしつつ、新しい技法も使って「今だから出来る」という作品に仕上げました。
25年の歴史を振り返るコーナーを作ったら、
初期作品を知ってくれているお客様が、懐かしそうに当時の思い出を
語ってくれたのがとても印象的。

新作の洋服が大好評！

今回は、準備期間が長かったこともあり、新作をたくさん出展出来ました。
特に好評だったのは手織り服。
初日午前中に、早々にお買い上げいただいた商品もあり、とても嬉しかったです。
それ以外にも、季節の変わり目に開催したからか、ストールなどが好評でした。

初めましての人も、久しぶりの人も…本当にありがとうございました

カフェでお茶をしたついでに、立ち寄ってくださった方もいらっしゃいました。
個展が開催される度に、毎回いらしてくださる方もいらっしゃいました。
娘(注：2021年に解散したガールズバンド「赤い公園」ドラマー歌川菜穂)のファンなのに、わざわざ私にまで逢いに来てくださった方もいらっしゃいました。
そして…20年以上ぶりに逢いに来てくださった方が、何人もいらして大感激！
25年続けていてよかった、と心の底から思える瞬間が何度もありました。