【投票締め切り1月31日】第2回輪織りバッグコンクール、エントリー作品はこちら!

お待たせしました。第2回輪織りコンクール~おりりんピック総選挙~の投票開始です!
(投票期間は2022年1月20日~1月31日23時59分)

2021年10月にエントリーをしていただいた方たちが一生懸命、たくさんの輪織りバッグが勢ぞろい!
こちらのページにてエントリー作品を紹介いたします!
全ての作品をご覧になってから、投票をお願いします。

投票フォームはこちら

エントリー№1 川畑孝子さん 作品名「ことり~お兄さんの白いバスケット~」

小川洋子さんの小説「ことり」の「お兄さんの白いバスケット」です。

おりりんに太いリボンを織り込んだとき
「鳥かごみたいね」
と言われて、この小説が浮かびました。

薔薇とかごの中のことり、そして、かごの外のことり…

かごの外の自由こそが素晴らしいというわけではなくて、
かごの中の不自由で穏やかで暖かな幸せ、
それでも、かごの外に惹かれる気持ち

この小説を読んだことのある方には、なるほど…と思っていただけると、
読んだことのない方には、読んでみたいな…と思っていただけると、嬉しいです。

◆サイズ
本体縦16cm、横19cm、高さ12cm

◆使用素材
麻ひも、牛革(タンニン鞣し)、リボン、金具、

詳細はこちらのページをご覧ください(出品者さんご自身がブログで紹介されています)

工夫したところ

金具の「ことり」の硬質な感じを強調したくて、あえて、かっちり織らず、生成りの本革の温かみを加えたかったので、組み立てにいろいろ工夫しました。

内側は布地ではなく、織地を二重にして形作っています。

輪織りをどのように組み立てて、どのタイミングで革を織地に縫って、バスケットに組み立てるか、
パズルのように考えていた時間が、存外、楽しかったです。

 

投票フォームはこちら

エントリー№3 鈴木圭子さん 作品名「花刺しゅうのバッグ」

全体を黒でシックにまとめ、毛糸を織り込み赤のウール刺繍をした布を巻き付けて、さらに上部分に青緑の麻ひもをアクセントにてあたたかみのある大人可愛いバッグに仕上げました。

◆サイズ
本体縦21cm、横30cm、持ち手40cm、マチ12cm

◆材料
麻ひも
ナッツシーンブラック
ハマナカアランツイード、他

作品完成までの制作過程はこちらのページをご覧ください(出品者さまご自身がSNSで紹介しています)

工夫したところ

花刺繍で同じ模様を幾つも毛糸で刺繍するのが大変だったのと、それを巻き付けて模様を上手く合わせるのが大変でした。
毛糸を使うことで暖かみが出ると良いなと思います。

それから、裏地にもこだわり布地を何度か変更したり縫い直したりして、内ポケットを付けてお洒落で実用的にしました。
持ち手とボタンは黒で統一して全体を黒でシックに赤の花刺繍でパッと華やかな印象のバッグに仕上げました。

投票フォームはこちら

エントリー№4 田端和美さん 作品名「Easy Ruck~簡単快適リュック」

【作品のコンセプト】
両手があき、散歩、買物にも活躍するシンプルで使いやすいリュック。
またリサイクル素材を利用すること。
もともと両手があき、散歩、買物にも活躍するシンプルで使いやすいリュックが欲しく自分で作成できないかとずっと思っていたところ、おりりんと出会い今回作成することを決めました。

◆サイズ
本体縦43cm、横39cm、リュックストラップ75cm、マチ14cm

◆使用素材
麻ひも(段染め、グリーン、ネイビー、チョコ、イエローオーカー、ラベンダー、生成り)
ジーンズ、バックル、テープ、底板版、バックインボード、バックル

詳細はこちらのページをご覧ください(出品者さまご自身がSNSで紹介しています)

工夫したところ

大きさも体に合ったサイズを調べ決定。(参考:ミステリーランチ)
お気に入りの段染め麻ひもをメインに余った麻ひもや、ジーンズをリサイクルした点。
素材はとても気に入った段染めの(歌川先生作成)麻ひもを購入していたこともあり、段染の麻ひもをメインとし、暖か味のある綺麗な柄が生きるよう、また今まで作成した作品の残りの麻ひもや穿かなくなったジーンズを再利用できないか考え、全体の色、編み方もところどころ工夫しジーンズとの調和を図りながら作成しました。

ジーンズの利用方法は、編みひもとして太いもの、細いものを作成し、ベルト通し部分、ポケット部分はそのまま利用することにしました。肩掛けと底にもポイントなるように工夫して使用しています。
中袋について工夫した点は、実際に利用することをイメージし、使いやすさを考えて一方にはファスナー、反対側には2つのポケットとペンをさせるように1つ作成しました。
背の部分にクション素材を、口の部分と底にはバッグ用底板を使用してあります。

投票フォームはこちら

エントリー№5 市村公子さん 作品名「夢見るこっとんちゃんの旅のお土産」

色んな国に行ってみたいこっとんちゃん(5歳)が夢の中で旅したインド。
その旅で出会ったおばちゃんに貰った手づくりのバッグ。
インド刺繍のリボンや金糸の入ったエキゾチックな内布など、こっとんちゃんが大喜びしたところで目が覚めました。
いつか本当にインドに行ってみたいな〜と、こっとんちゃんの夢は広がるばかり。

◆サイズ
本体縦27cm、横35cm、持ち手65cm、マチ8cm

◆材料
麻ひも、インド刺繍リボン、合皮ひも

➡詳細はこちらのページをご覧ください(出品者さんご自身がSNSで紹介されています)

工夫したところ

インド刺繍のリボンや合皮のひもを使ったり色の違う麻ひもを引き揃えたりという工夫もしましたが、何よりこだわったのはバッグを開けた時にトキメクような内布。
楽に肩に掛けられる持ち手が長めの少し大きめのバッグにしました。

投票フォームはこちら

エントリー№6 榊原和枝さん 作品名「夏の思い出」

お気に入りの麦わら帽子が壊れ、少しの時間使用しただけで勿体無いと思いました。
使えなくなった麦わら帽子を再生して、バックにする事を思い付きました。
縦糸はカラフルな麻紐、よこ糸は麻紐と麦わら帽子の糸を使ってます。

◆サイズ
本体縦23cm、横30cm、持ち手44cm、マチ8cm

◆材料
麻紐

➡詳細はこちらのページをご覧ください(出品者さまご自身がSNSで紹介されています)

工夫したところ

外ポケットをつける方法を工夫しました。
コースター状に織り上げた外ポケットを本体に合体するとき、どうやれば上手く付くのか悩みましたが、すこし中心からずらす事で使いやすくなりました。

持ち手も自分で織り、一から作って形になって嬉しかったです!

投票フォームはこちら

エントリー№7 細野俊子さん 作品名「フラワー(*^_^*)バック」

~はやく日常生活が戻りますように~の思いを込めて、笑顔になれるバックでお花見に持参したいと思い製作を始めました。

輪織りコンクールに出品を決めなければ、仕上がらなかった作品です。
今までの作品の中で一番時間を費やした思い出の作品になりました。

◆サイズ
縦19㎝×横37㎝×幅18㎝

◆使用材料
麻ひも53種類、チョマ、楕円藤(バスケットの形を整える為)
布(裏地=生成り、底用=こげ茶、ポケット用裏地=クリーム)、赤ファスナー
持ち手革、テグス(取り付けは目立たなく丈夫な素材)

➡詳細はこちらのページをご覧ください(出品者さんご自身がSNSで紹介されています)

工夫したところ

バック本体は出来る限りシンプルにと楕円のバスケット型にし、麻ひも生成りをメインに織り上げ空かし部分にチョマを使いましたが、仕上がった後、縦方向のへたりが気になり、本体と裏地の間に楕円の藤を入れ形を整えました。

麻ひもは自分で染めてますが、毎回引き上げた瞬間のドキドキ、ワクワクが好きです。
たまに気に入らなくて染め直すこともありますが、またとんでもない色との出会いがたまりません。
今回53種類の小花を作るため麻ひもを三分の一の細さにした所、こんがらがり1本10mにするだけで1週間ほどかかり気持ちが折れそうでした。
しかし、小花を編み始めるとテンションが上がり、段染めの花の仕上がりや花の芯を考えながら仕上げる事が楽しくなってきました。後は、空かし部分にテグスで取り付け、53個の花を咲かせてフラワー(*^_^*)バックの本体が仕上がりました。

バックの底は、お弁当箱や魔法瓶がぴったり入るよう奥行18㎝にし、こげ茶の布袋を作り薄いウレタン素材を中に入れて楕円の底に仕上げました。
本体との取り付けは生成り麻ひもでかがり、その後、三分の一に細くした麻ひもで三つ編み3本を繋げた太さにしテグスでまつり縫いしました。
持ち手は5cm幅で、本体の中心に1本だけ。革の色と、麻ひもが同じ色になるよう2度染めして近づけました。

投票フォームはこちら

エントリー№8 木村妙子さん 作品名「いちごキャラメル色のあったかバック」

昨年夏からスペース織りに挑戦しています。今回の作品は3作目です。
寒い季節に心が温かくなる色と素材を取り入れてみました。

◆サイズ
縦33cm×橫30cm 幅14cm

◆素材
麻紐 アクリル毛糸 編み付けネット

➡詳細はこちらのページをご覧ください(出品者さん自身がSNSで紹介されています)

工夫したところ

寒い季節に持つと心が暖かくなるバックを作ろうと思い、様々な工夫をしてみました。

(1)色彩はオレンジ系ピンクと茶色で暖かく優しい色に仕上げました。

(2)素材は麻紐(オレンジ系ピンク)と起毛素材の極太アクリル毛糸(茶色)

(3)外側は段ボールおりりんを使い麻紐でスペース織りをしました。
スペース織りとは隙間を開けて織る方法です。夏のバックに使うと涼しげですが、今回敢えて冬のバックに取り入れてみました。

(4)内側は今回布の裏地ではなく、編み付けネットを筒状にして側面に使いました。
ネットに茶色の極太毛糸で引き抜き編みをしました。底は楕円にし茶色の布で被いました。

(5)持ち手は茶色で全体のソフトな雰囲気に合わせ柔らかな素材を選びました。
2年前の冬にフェイクファーのおりりんバックを作ったときに使用した持ち手と同じ素材ですが、手触りがよく使いやすいものです。

(6)仕上げに口の周囲にかぎ針編みの花を飾り付け華やかさ出しました。

(7)難しかった点 : 内側の編み付けネットと外側の麻紐バックのサイズを合わせるのが難しかったです。
私はきつめに編む傾向があり、内側のネットが入らず再度外側の段ボールおりりんを作り直す作業からやり直しました。
その際、段ボールの目数を2目増やしました。

(8)感想 : 異素材の組み合わせが、今までにないデザインになりました。オレンジ系ピンクと茶色は初めて使用した色彩ですが、暖かく優しい組み合わせになったと思います。
編み付けネットを内側に使用する事でスペース織りに強度が出ました。
おりりんは基本をしっかり学ぶと、素材や組合せは無限にあり、様々なデザインのバックを作り出せる事がとても楽しみです。いつも次は何を作ろうかとワクワクしています。

投票フォームはこちら

エントリー№9 井上理恵さん 作品名「自分のオムツは自分で持って!」

輪織りバック(特にペタンコバック)の出来上がる行程に衝撃を受け、作り始めました。
ある時、片面だけ織り上げていけば蓋になるのでは?その形で一番可愛いのは「リュックサック」と思いつきました。

◆サイズ
縦20㎝ 横28㎝ 奥行き7㎝

◆使用素材
麻紐(ホワイト・ブライトピンク・ライトグリーン・ライトイエロー)
布(綿)・フェルト・ボタン

➡詳細はこちらのページをご覧ください(出品者さまご自身がSNSで紹介されています)

工夫したところ

①しっかりした底と蓋にしたかったので、石畳織りにした。

②あくまでも、麻紐で作り上げたかったので、肩ひもを編み、サイズ調整も麻紐1本でできるようにした。

③内ポケットは小物が沢山入るように全面ポケットにした(中央を抜い2つに分けた)。

④コロンとした形にするために麻紐を三つ編みにして、編み地に通し、巾着袋のようにした。

⑤幼児が使うので、色・デザインを可愛くした。

投票フォームはこちら

エントリー№10 高荷陽子さん 作品名「ショルダーバッグ」

黒と赤で、大人っぽく仕上げた、ショルダーバッグ。

◆サイズ
本体縦21cm、横29cm、ストラップ75〜120cm、マチ10cm

◆使用素材
麻ひも(黒80m 赤10m)

➡詳細はこちらのページをご覧ください(出品者さんご自身がSNSで紹介されています)

工夫したところ

いつも使っているショルダーバッグと同じ大きさで、使い勝手のいいものをと思い、黒と赤でバッグを作りたいと思いました。

どんな模様にすれば良いのか悩んだ末、着物の市松模様をイメージして織りました。
色の切り替え部分が、綺麗にできるか、心配でしたが、ちゃんと出来たと思います。

 

投票フォームはこちら

エントリー№12 伊藤友子さん 作品名「外ポケット付きトートバッグ」

段ボールのおりりんを組み合わせて、ポケットが作れるように一部長めに経糸を張り、バッグの外側に定期等を入れるファスナー付きのポケットと、文庫本と眼鏡が入れられる大きめポケットを作りました。
ぐるぐる織り進む輪織りには、高機で織るのとは、また違う楽しさがあります。

◆サイズ
本体縦、横37cm、持ち手60cm、マチ13cm
(A4ファイルが、縦に入るサイズです)

➡詳細はこちらのページをご覧ください(出品者さまご自身がSNSで紹介されています)

工夫したところ

私なりに輪織りバックに付け加えたいところがあるとしたら!『外ポケット』だと思いました。

内ポケットは、バックの内布で何とでもなりますが、外ポケットは、織り地に切りこみを作れば物が入れられると思いましたが、それでは輪織りの美しさから外れてしまうような気がしました。

何かいい方法がないか、考えた結果が、大きい織機の上に小さい織機を乗せ二重構造にして織る。という方法でした。

しかし、織ってみてから気が付いたのですが、シャトルを通すための折り曲げ部分を作らず大変なことになったり、小さな織機を外すのにとても手間取り、麻ひもがグズグズになってしまうなど苦難の連続でした。

試行錯誤を続けましたが、身体側にSuicaと鍵が入る小さめファスナー付きポケット。外から見える側に、文庫本と眼鏡を入れられる大きめのポケットと、使い勝手のいい形になり『私が考えて創ったんだ!』と、コロナが終わって出かける時に使うのを、今から楽しみにしてます。

投票フォームはこちら

エントリー№13 福地美枝さん 作品名「冬の空色バック」

今回は冬の空をイメージした“ちょっとそこまで”のお買い物に行くときに持ちたい小ぶりのバックを作りました。

どんなカンジにしようかなと手芸屋さんをハシゴしているときに、この毛糸に出会いました。色も太さもまちまちな糸が1玉に収まって可愛いなと手に取り、そういえば以前麻ヒモを染めた時の水色に似てると思い出し、早速購入。帰宅して引っ張り出してみると、同じ色❗奇跡の出会いです。

◆サイズ
本体縦25cm、横27cm、持ち手45cm、マチ10cm

工夫したところ

◆毛糸について(写真はこちら)

冬の透き通ったような水色の空だったり、雪のようなイメージの糸だったり、寒くてどんよりしてる時は紺色だったり、なんだかとても楽しくなりました。

小ぶりとはいえ、底はしっかりさせたいので芯にネットを使い、お財布やハンカチの出し入れのときに引っ掛かるのが気になるのでポケットはあえて付けません。

◆織り機について(写真はこちら)

以前作ったバックが使い勝手がよかったので、それを参考に少しだけ大きめに、織り機をつくりました。

織り始めと終わりに麻ヒモを使い、あとは、色のバランスをみながら毛糸の必要な色を引っ張り出しながら、織り進めました。

本体と底を繋ぐ時の微妙な調整がちょっと大変でしたが、取っ手のところに、鎖編みをグルグル巻いて作ったミニ薔薇風の飾りをつけてみました。

冬の装いは、暗くなりがちなので、水色のバックで少しでも、楽しいお出掛けになればいいですね。

投票フォームはこちら

エントリー№14 大河内真由美さん 作品名「ルージュエノアール」

「おりりんピックに参加することに意義がある」と勢いで参加表明してしまい、センス、テクニックが素晴らしい先輩方に混じっての参加で畏れ多く感じております。
「赤」を選んだのは数秘術でのラッキーカラーが赤なので選びました。
「黒」をポイントにすることで赤の鮮やかさが際立ち、おとなっぽさが表現できると思い選びました。

◆サイズ
本体縦27cm、横29cm、持ち手30cm、ストラップ75〜120cm、マチなし

◆使用素材
植物繊維(黄麻)のクロッシェジュートカラー(細)

➡詳細はこちらのページをご覧ください(出品者さまご自身がSNSで紹介されています)

工夫したところ

持ち手は手に持ったり肩にかけたり2WAYにして使いやすいものに お出掛けが楽しくなる、そんなバッグを目指しました。

投票フォームはこちら

投票締め切りは2022年1月31日23時59分!

「このバッグ使ってみたい」「このバッグ素敵だわ」
そのように感じたバッグがございましたら、ぜひ「投票フォーム」にてご投票ください。
出品者さんも励みになり、今後の制作意欲もアップし、さらに良い作品が出来ることが期待されます。
是非、投票をお願いします(1位~3位、3つまで投票可能です)

投票フォームはこちら